分子標的療法の内容

分子標的療法の内容

これまでの抗がん剤は、がん細胞だけでなく正常な細胞までも破壊してしまい、多くの副作用が出ていました。

しかし、近年においては分子生物学が急速に発展しており、ガン細胞だけが持っている特定のタンパク質分子が明らかにされています。この分子を標的にすることによって、ガン細胞だけを狙い撃ちにする分子標的薬が登場してきました。

この分子標的薬は、ガン細胞に特徴的な分子だけを狙いうちするので、正常な細胞にダメージを与えることがありません。従って、副作用がとても少ない治療方法だと言えます。

このように、がん細胞の特異的な分子を狙ってガン治療を促進していく療法を、分子標的療法と言います。

しかしながら、日本で利用できる分子標的薬の数は限られていますが、イマチニブのような絶大な効果を持った薬も利用できるようになりました。この薬は、慢性骨髄性白血病に対する薬です。

イマニチブが登場する前は、慢性骨髄性白血病はほとんど治らなかったのですが、今では約9割の患者さんが治る可能性があるそうです。

また、急性骨髄性白血病の一つのタイプである急性前骨髄性白血病に対しては、レチノイン酸が7〜9割の有効率を示しているそうです。この薬は、中国で昔から行われていた白血病治療の歴史の中から発見されています。

さらに、多発性骨髄腫にはボルテゾミブが、悪性リンパ腫の治療にはリツキシマブという薬が効果を発揮しているそうです。

このように、分子標的薬や、造血器腫瘍の治療法として非常に有効であることが明らかになっています。今後も更なる分子標的薬の登場が予定されているそうです。


 

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