救命救急の現場における日本のフライトナースの活躍

救命救急の現場における日本のフライトナースの活躍

今回は日本の救命救急の現場を視察するため、アメリカから救命救急専門のフライトナースが来日しました。日本のフライトナースがどんな環境でどのように仕事をしているのか、とても興味があるそうです。

一行が訪れたのは、伊豆の国市の順天堂大学医学部附属静岡病院です。なんと、この病院には救命救急用のヘリコプターがあります。アメリカの場合は病院ではなく運行会社にヘリコプターがあり、その近くにフライトナースが待機しているとのことでした。

今回取材したフライトナースとフライトドクターは共に男性です。この病院では男性6名、女性6名、計12名のフライトナースが働いています。

そして、ヘリコプターにはドクターとナースが共に乗り込みます。アメリカでは患者を運ぶのが第一で、ナースや救命救急士がヘリに乗り込むとのことでした。日本では患者さんをいち早く治療するため、医師もヘリに乗り込むことになっています。

病院内には運行対策室があり、消防などからの連絡を受けて着陸場所などの調整を行います。要請連絡は1日に3件ぐらいで、一番多い日で1日9件とのことでした。

午後3時26分。この日初めて出動要請が出ました。ドクターとナースが運行対策室に駆けつけて患者の状態を問診で確認し。すぐに屋上のヘリに走って向かいます。ヘリへ向かう移動中に電話を受けたドクターが、ナースに状況の説明していました。そして連絡から2分半ぐらいで出発。心拍数や血圧など、細かい情報をフライトナースが記録していきます。

ドクターヘリが着陸できるランデブーポイントは、消防機関によって決められています。離陸から20分で患者が待つポイントへ着陸。患者はお子さんでした。

ナースは患者に声をかけて、すぐに点滴を開始します。ヘリ内での医師とナースの座る位置も大切で、医師は患者の頭の方に座り、意識や呼吸などをチェックします。ナースは患者の体の横に座り、身体的な病変をチェックしていました。

そしてヘリでの搬送中に、患者の容態が急変。痙攣を起こしました。医師が鎮静剤の投与をナースへ指示します。そして医師が患者さんを観察しながら、ナースが鎮静剤を投与します。

医師は容態の更なる悪化に備えて、子供専門の病院に向かうと判断します。そして対策室がアポイントを取り、静岡県立こども病院へ向かいます。患者さんをヘリに乗せてから30分ぐらいで病院に到着しました。

その後、患者のお子さんは1週間後に無事退院することが出来ました。医師は治療に目が行ってしまうので、看護師がメンタル面やその他の仕事を行っている。

日本のフライトナースが医師との緊密な連携で患者の命を守っていることに、アメリカの看護師も感心されていました。


 

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