アメリカやドイツとは異なる日本の入院病棟の特徴

アメリカやドイツとは異なる日本の入院病棟の特徴

アメリカンとドイツの看護師長が小児科に続いてやってきたのが、入院病棟です。

朝8時30分になると、入院病棟の看護師は始めに担当する患者さんの所に向かいます。そして挨拶をして「本日の受持ち看護師 鈴木」のように書かれた卓上カードを患者さんに手渡します。

各看護師の担当患者は、シフト勤務なので毎日変わります。患者さんが混乱しないように、上記のようなカードを毎回渡しているとのことでした。

そして、海外の看護師長が驚いたのが、薬剤の声出し確認です。看護師が患者さんに提供する薬剤を提供する時、薬剤を取る時、詰める時、詰めた後の計3回も声出し確認しています。

医療事故を防ぐために、徹底した作業が行われているのですね。ちなみにアメリカでは、薬剤が専用のケースに入っており、取ると自動的にコンピューターに何を取ったか記録されるそうです。

さらに、日本では看護師が患者さんに点滴の薬剤を提供する時、まずは病室の入口のネームプレートを確認します。続いて患者さんに名前を言ってもらい、本人であることを確認します。さらに、患者さんの手首のバーコードと点滴のバーコードをPDAで照らし合わせて、間違いが無いかどうかチェックします。このような何重にも渡るチェックを経て、患者さんに点滴が提供されています。

また、看護師が患者さんの体を拭く作業をしているのを見て、アメリカの看護師長は驚かれていました。

アメリカでは患者さんの体を拭く作業を、全て看護助手が行っているそうです。日本では看護師が患者の皮膚に直接触れることで、体の状態を確認できるようにしています。

それだけでなく、日本ではお湯を使って患者さんの体を洗うのに対して、アメリカでは2種類のウェットタオルを使っています。1つは石鹸とお水が付いているもので、洗い専門。もう1つは抗菌用で、手術や診察の前に使うとのことでした。

また、練馬病院では床ずれの処置を専門的に行う看護師を設置しており、この分野の認定看護師が担当しています。医師も褥瘡(じょくそう)については認定看護師にアドバイスを求めて、治療の参考にしているそうです。

アメリカとドイツの看護師長は、入院患者が安全で快適に過ごせるように、徹底した安全管理や細かいケアがなされていることに驚いていました。


 

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