日本の手術室看護師の特徴と、優れている部分

日本の手術室看護師の特徴と、優れている部分

今回は、フランスの病院に勤める心臓外科手術の専門看護師が、日本の練馬病院を見学しました。

まず、練馬病院のオペ室(手術室)は、ナースステーションから見ることが出来ます。各手術室にはカメラが付いており、ボタン操作でそれぞれの部屋を見れます。フランスの病院では手術室にカメラが無いので、見ることができないとのことでした。。

練馬病院は手術室が7室あり、1日平均25件のオペが行われています。壁には大きなディスプレイが備え付けられており、どの部屋で何のオペが行われる予定なのか、全てが一覧表示しています。担当医師や麻酔医、担当看護師の名前も書かれており、手術中なのか、無事終了したのかも一目瞭然でした。フランスの病院ではホワイトボードで管理しているとのことで、練馬病院のこのシステムにとても感心されていました。

また、練馬病院の手術室看護師は、役割が以下の2つに分かれています。

1.器械出し:医師のサポート役。

2.外回り:体の向きを変えるなど、患者さんのケアを担当。

まずは外回りナースが患者さんの所に迎えに行き、名前と手術する場所も確認します。前日にも患者さんと顔合わせして問診を行い、当日の段取りも説明してあります。前日からきちんと説明し、担当看護師が顔を出しておくことで、患者さんの不安を軽減しているとのことでした。

また、手術室では患者さんの好きな音楽をかけることも可能なので、前日にリラックスできる好きな音楽を訪ねておきます。これをオペ中に流すことで患者さんを落ち着かせ、心拍数や血圧が安定するように努めているとのことでした。フランスでもオペ中に音楽をかけますが、それはあくまでも医師がリラックスするために流しておくそうです。

さらに、日本では手術で患者さんに麻酔をかけると体温が下がるので、温熱式のタオルをかけています。オペ室の温度は24〜25℃に保たれており、外回りナースが管理していました。一方、フランスではオペ室の温度が19℃ぐらいで、看護師は寒いと感じていたそうです。

そして手術中にはガーゼの重さを計って、出血量をチェックします。その数値をパソコンに入力して、輸血が必要かどうか判断しています。ガーゼの枚数も数えることで、体内にガーゼを置き忘れる事故を防いでいます。ガーゼの部分は、フランスも一緒とのことでした。

また手術後は外回りナースが付き添い、体の各部位が動くかどうか、痺れがないかどうか声をかけて確認しています。

手術中の的確なケアや、患者さんが当日不安にならないように前日にきちんと説明していることなど、フランスの手術室看護師はとても感心されていましたね。


 

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